お肌のアンチエイジングについて

お肌のアンチエイジングについて

アンチエイジングでいつまでも美肌をキープ!

アンチエイジングでいつまでも美肌をキープ!
シワやたるみなど、年齢を重ねるごとに増えていく肌トラブル。

トラブルを隠したくて高い化粧品で厚塗りのメイクをしていませんか?

年齢肌のトラブルには、アンチエイジングがおすすめです。アンチエイジングで、老化の始まったお肌にブレーキをかけてあげましょう。

どのようなケアが有効なのか、お肌のアンチエイジングについて、わかりやすくご紹介してきます。

アンチエイジングの意味

アンチエイジングの意味
テレビやネットでよく目にする「アンチエイジング」というキーワード。意味を正しく理解しているという方は少ないのではないでしょうか?

「アンチエイジング」と聞くと「若返り」をイメージする方も多いのですが、実はそうではありません。

アンチエイジングとは「抗老化」、若々しい肌の状態を保ち続けるという意味です。

悲しいことかもしれませんが、年齢を重ねていけば人は必ず老化していきます。この老化速度をいかに遅くできるかが、若々しい肌を保つカギといっても過言ではありません!

アンチエイジングは、ケアを始めるのが早ければ早いほど高い効果が期待できます。しかし、自然な老化だけでなく、生活習慣や毎日のスキンケアのやり方ひとつで、この老化速度を速めてしまうことも…。

正しいアンチエイジングケアで老化速度をゆるやかにし、ハリや弾力のある美肌をいつまでも長くキープしていきましょう!

では、老化を早める原因や、美肌を保つ正しいケアとはどんなものなのでしょうか?

アンチエイジングと肌の関係

アンチエイジングと肌の関係
ふっと鏡で自分の顔を見たときに、「歳をとった」と感じたことはありますか?

  • ほうれい線
  • 目じりのシワ
  • シミ

など、若いときには気にならなかった部分が目立つようになってきたら、それは肌のエイジングサイン。

毎日お手入れをしているのに、歳をとった肌になってしまうのはなぜなのでしょうか…?

それは、肌の老化が関係しているからです。

肌には、大きく分けて

  • 自然老化
  • 環境老化

の2つがあります。

自然老化は、ホルモンの減少や新陳代謝力の低下などの自分自身の衰えです。美肌を保つために必要な女性ホルモンの減少やターンオーバーが関わり、年齢を重ねるごとにゆるやかに進行していきます。

対して環境老化は、紫外線やストレス、間違ったスキンケアなどで引き起こす老化です。自然老化に比べて老化を加速させる要因が多く、より複雑な肌トラブルに繋がっていくのが特徴です。

肌の老化の原因

肌の老化の原因
では、女性ホルモンの減少や紫外線、毎日の生活習慣などが、どのようにお肌の老化と関係しているのでしょうか…?

自然老化と環境老化では、圧倒的に環境老化のほうが老化速度が速いとお伝えしましたが、裏を返せば、環境老化の原因を減らすことで、老化を大幅に遅らせることができるということでもあります。

ご自身の肌トラブルの原因が何なのか、どうすれば改善できるのかを見極め、毎日の生活の中に取り入れてみてください!

老化を加速させる原因を理解し、効果的なアンチエイジングを始めていきましょう。

加齢によるホルモンの減少

女性は30歳前後で女性ホルモンが減少していきます。女性ホルモンを分泌する卵巣機能の低下によるもので

  • 肌のハリ・弾力をつくりだす「エストロゲン」
  • 皮脂分泌や血行をコントロールする「プロゲステロン」

この2つが減少することで、たるみや乾燥といったトラブルに繋がっていきます。

エストロゲンの働き
  • コラーゲン、エラスチン、肌の水分量を増やす。
  • 肌代謝(ターンオーバー)を促す。

エストロゲンの減少により、肌に弾力がなくなり、深いシワやたるみが出てきます。ターンオーバーも乱れるので、ゴワゴワ肌になりくすんだ肌質になることもあります。

プロゲステロンの働き
  • 皮脂分泌量をコントロールする。
  • 血行を促進する。

プロゲステロンが減少することで、乾燥肌や毛穴の開きが目立つようになります。さらに更年期に入ると分泌量が著しく減少するため、お肌のトラブルも増加していくのです。

女性ホルモンは、ストレスや過度なダイエットでも分泌量が減ってしまうので、若い方でも注意が必要です。

紫外線による肌へのダメージ

紫外線による肌へのダメージ
一般的に日焼けと聞くと、旅行やプールなどで真っ黒に日焼けしてしまう状態をイメージされるのではないでしょうか?

このような屋外で浴びる、ジリジリと焼けるような強い紫外線を「レジャー紫外線」といいます。

レジャー紫外線は肌表面にダメージを与え、

  • シミ
  • そばかす
  • 色素沈着

などの原因となります。

真夏や外出時に日焼け止めを塗る方は多いと思いますが、意外と忘れがちなのが家や車などの屋内で浴びる「生活紫外線」です。

生活紫外線はガラスやカーテンでは遮断できないため、家の中にいても安心はできません。曇りの日だから、外出しないから、車で移動するだけだからとUVケアをせずに過ごす日はありませんか?

生活紫外線は肌の奥にある真皮層まで届くため、コラーゲンなどにダメージを与え、深いシワやたるみの原因になってしまいます。

紫外線と並び、最近危険視されているのがスマホやパソコンの「ブルーライト」。

ブルーライトも生活紫外線と同様、シワなどの原因をつくりだします。

活性酸素による影響

活性酸素による影響
呼吸の際に取り込んだ酸素の一部が、体内で酸化したものを活性酸素といいます。

活性酸素はウィルスなどから体を守るバリア機能を担っていますが、過剰につくられてしまうと細胞や血管などに悪影響を及ぼしてしまいます。

例えば、釘などの金属は酸化すると茶色く錆びてボロボロになっていきますよね。

同じように、体もこの活性酸素によって錆びて、血管や細胞がダメージを受け、肌の老化を進める原因になってしまうのです。

コラーゲンが酸化すると、弾力が損なわれゴワゴワの固い肌になってしまったり、コラーゲンの生成力が下がりハリのないたるんだ肌になってしまいます。

皮脂が酸化すると、黒ずみやボツボツ毛穴を引き起こし「イチゴ鼻」やニキビなど、色々なトラブルの原因となっているのです。

肌だけでなく、免疫力の低下など健康とも深く関わりを持っているので、過剰な活性酸素を除去する「抗酸化」が必要となってきます。

乾燥による肌の水分量低下

乾燥による肌の水分量低下
カサカサの潤い不足の肌は、かゆみや赤みなどを伴い見た目も老けた印象を与えがちです。

洗顔後にバシャバシャと化粧水をつけているのに、なかなか改善しないという方も多いのではないでしょうか?

肌表面の水分量が低下すると…

  • 肌表面のバリア機能が低下し、肌の中にある保湿成分も減っていってしまいます。
  • 水分を逃がさないようフタの役割をする皮脂もバランスを崩し、必要な量が分泌されなければ肌の水分はどんどん蒸発していきます。
  • 肌の水分量を維持する保湿成分も減っているので、どんなに化粧水を塗っても潤いを閉じ込めておくことができなくなります。

この状態が続くと朝たっぷりと保湿したつもりでも、昼にはメイクがシワに入り込む・口の周りに粉をふく、そんな悲しい「砂漠肌」になってしまうのです。

乾燥した肌は紫外線などのダメージを受けやすく、肌のターンオーバーも正常にできなくなるので、シミやシワ、くすみなどのトラブルを起こしやすくなります。

生活習慣によるもの

生活習慣によるもの
肌のコンディションは食事やストレスといった生活習慣も密接に関係しています。

  • 夜更かしした翌朝、肌がガサガサになった…。
  • 暴飲暴食でニキビができて肌がくすんだ…。

こんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

肌を焦げさせると最近話題の「糖化」ですが、これも食事が関わっているように、生活習慣によって肌を老化させてしまうことがあるのです。

  • ストレス
  • タバコ
  • 運動不足による血行不良

これらも老化を進める原因のひとつです。

肌へ栄養を送るのは血液です。栄養素がお肌の細胞まで届かなければ、新しい細胞も生まれませんし、肌の水分量を保つことも、ターンオーバーを正常に行うこともできません。

ストレスなどで血管が収縮し続ければ、十分な栄養を肌へ届けることができず、老化が加速してしまいます。さらに運動不足は、糖化による老化をさらに進める要因にもなります。

基礎化粧品やメイクは何も変えていないのに、「最近急に老け込んだ」と感じたら、まずは生活習慣を見直してみましょう。

化粧品によるアンチエイジング

化粧品によるアンチエイジング
シワやシミ、たるみなど、老化によってできてしまった肌トラブルでも諦めることはありません!

アンチエイジングのポイントは、足りなくなった美容成分を補いながら、生活の中で老化の原因となっている習慣を変え、老化速度を遅らせていくことです。

まずは、アンチエイジングに効果的な成分が入った化粧品を選んで、外側からのケアをスタートしていきましょう。

「何から選べばよいかわからない…」という方のために、特に注目していただきたい美肌成分をご紹介します。

アンチエイジング化粧品を選ぶときの参考になさってください。

化粧品選びの際に注目したい成分5つ

化粧品選びの際に注目したい成分5つ
アンチエイジングのためには抗酸化力が高く、細胞を活性化するような成分が入った化粧品がおすすめです。

1.ピクノジェノール

松の皮から抽出されたポリフェノールの一種です。

  • 抗酸化力が非常に高く、活性酸素を除去する働きがあるといわれている。
  • コラーゲン、エラスチンを再生させる効果が期待できる。
  • 血行促進に効果的。
2.レチノール

ビタミンAのことで、細胞を活性化させハリのある肌へと導きます。

  • 新しい肌細胞をつくりだし、ターンオーバーを整える。
  • 抗酸化力があり、炎症の起こりにくい強い肌へ変える働きがあるといわれている。
3.ビタミンC誘導体

美白成分としてもポピュラーなビタミンCですが、肌への吸収率が低く、酸化しやすいというデメリットがありました。

ビタミンC誘導体はそのデメリットをカバーし、高い吸収率と長時間効果が持続する成分です。

  • シミに働きかける。
  • コラーゲン生成のサポートする。
  • 毛穴を目立たなくする。
4.幹細胞

傷ついたり弱ったりしている細胞を修復し、活性化させる幹細胞。

ヒト由来、植物由来、動物由来の幹細胞があり、ハリやシワなどにお悩みの方におすすめです。

  • 細胞を活性化し、ハリのある弾力肌に導く。
  • コラーゲンやエラスチンを生成し、シワを改善していく。
5.プラセンタ

漢方としても古くから用いられてきたプラセンタは、抗酸化や血行促進、保湿にも効果が期待できます。

  • 紫外線ダメージを修復し、細胞を活性化させる。
  • たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの栄養素を含み、保湿にも効果的。

正しいスキンケアでアンチエイジング

どんなに効果的な美容成分を使っていても、正しいスキンケアができていなければアンチエイジングをすることはできません。

では正しいスキンケアとはいったいどんなものでしょうか?

正しいスキンケアのポイントは3つです。

  1. 洗顔
  2. 保湿
  3. 紫外線対策

ほとんどの方が毎日行っているベーシックなこの3つのケアが、アンチエイジングにとても重要なスキンケアなのです。

どれもシンプルですが、多くの方が自己流の間違ったスキンケアを続けてしまい、自らの手で老化を速めているのです。

特に洗顔は、メイクなどの汚れを落とすだけでなく、古い角質や酸化した皮脂などを洗い流す役割を持つ重要なスキンケア。

正しいやり方・使い方を覚えて若々しい肌をキープしていきましょう。

1.洗顔について

1.洗顔について
洗顔で一番大切なことは「不要なものを洗い落とす」ということ。

「不要」というのは、汗やホコリ、メイク汚れだけではありません。古い角質や毛穴に詰まった皮脂も、不要な汚れです。

古い角質や皮脂汚れが溜まると、肌表面を固いうろこのように覆ってしまい、化粧水や美容成分が浸透していきません。これではどんなに高い美容液を使っても、最大限の効果を得ることはできないので、しっかりと洗顔で落としましょう。

正しい洗顔方法

洗顔料は、お肌に負担をかけないよう、たっぷりと出して使ってください。顔にすぐにつけるのではなく、まずは手の平で温めるように伸ばします。

手の上で柔らかくなった洗顔料を顔全体に滑らせるように伸ばし、力をいれずにくるくると円を描くようになじませていきます。洗顔料によって異なりますが、1分以上はマッサージするように洗いましょう。

すすぎもしっかりと、30回以上が目安です。ゴシゴシと力をいれて洗ってしまうと、肌へ刺激となってしまうため、優しく行うのがポイントです。

2.保湿について

2.保湿について
肌のハリやキメ、シワなどは肌の水分量が原因のトラブル。乾燥した肌は、紫外線の影響を受けやすく、シミや色素沈着などをつくる原因ともいわれています。

若々しい美肌に欠かせない保湿ですが、浴びるように化粧水をかけても、なかなか乾燥肌を改善するのは難しいですよね?

保湿に欠かせないのが、肌表面の潤いではなく表皮内部の

  • 細胞間脂質のバリア機能
  • 天然保湿因子(NMF)
  • 皮脂

です。

表皮は「角質」と、セラミドなどで構成される「細胞間脂質」が何層にも重なって形成され、一番上に皮脂膜がフタをしている状態。この3つがバランスよく働き、肌内部の水分量が上がることで、健やかで潤いに満ちた若々しい美肌が保たれるのです。

3つとも体内でつくられる成分ですが、加齢や間違った洗顔、ターンオーバーの乱れなどが原因で不足してしまうことがあります。しかし、セラミドやNMF(アミノ酸)は化粧品で、体の外から補うことが可能!

普段のスキンケアに上手に取り入れて、保湿をしっかり行っていきましょう。

3.紫外線対策

3.紫外線対策
紫外線には波長の長い

  • UVA波(生活習慣紫外線)
  • 波長の短い「UVB波(レジャー紫外線)

があります。

紫外線は、肌に当たると角質をつくりだす細胞を傷つけたり、コラーゲンなどの弾力線維を傷つけたりして、肌に大きなダメージを与えてしまいます。

新しいシミやシワなどをつくりださないためにも、日焼け止めなどの紫外線対策がとても重要になってくるのです。紫外線は曇りの日や雨の日でもゼロにはなりません。

天候が悪くても、屋内にいる日でも毎日、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守りましょう!

日焼け止めは、塗り方が重要です!

白浮きやべたつき感を気にして、つける量を少なくしている人もいるかもしれませんが、量が少ないと効果も少ないので、たっぷりとつける必要があります。

しかし、日焼け止めは時間の経過とともに効果が薄れてしまうため、こまめな塗り直しが必要となります。

一度にたっぷりつけるのではなく、少量を2~3回に分けて塗り重ねるのがポイントです。手軽に塗り直しができるスプレータイプの日焼け止めなど、便利なグッズも活用して紫外線対策をしていきましょう!

季節ごとのスキンケアアドバイス

季節ごとのスキンケアアドバイス
温度や湿度、紫外線量など季節によって環境は変化しています。環境の変化によって肌の状態やトラブルも違ってきますよね。

スキンケアの基本は、

  • 洗顔
  • 保湿
  • 紫外線対策

でしたが、季節の肌の悩みに合わせたスキンケアもプラスして、一年中アンチエイジングをしていきましょう。

暖かくなり始めますが、寒暖差によって体調を崩しやすい時期。ターンオーバーが乱れやすく、花粉や黄砂などのアレルギーで肌荒れを起こす方が急増します。

紫外線量も3月ごろから徐々に増加するので、紫外線対策もしっかりと行っていきましょう。花粉などの肌荒れには、保湿とビタミンやミネラルなどのサプリメントで内側からのケアがおすすめです。

暑さや汗で毛穴が開き、小鼻やアゴがにざらつきや皮脂汚れが溜まる夏は、メイクも崩れやすくレジャーなどで強い紫外線も浴びる危険があります。どんなに日焼け止めを塗っても、焼けしてしまうことがありますよね。

もし日焼けして赤くなってしまったら、冷たいシートパックでクールダウン。パックを冷蔵庫で冷やしておくと、さらに効果的です。

毛穴の開きや肌のざらつきは、洗顔をいつもより長めに行うと改善していきます。

過ごしやすい季節ですが、夏の疲れが顔に出てくるのが秋といわれています。夏場のエアコンによる乾燥や冷えが原因で、くすみや目の下のクマ、乾燥小ジワといったトラブルが増えてくるのもこの時期です。

保湿をしっかりと行い、アイマスクなどで目の周りをじんわりと温めるなどして、肌を休めてあげましょう。

冬は空気が乾燥し、肌の水分量も低下する冬は、保湿をたっぷりと!さらに寒さで血行も悪くなるので、ターンオーバーも乱れがちになります。

お風呂などでシートパックを温めてから使うと、血行を促進しながら保湿もできるので、おすすめです。

食べ物で効果的にアンチエイジング

食べ物で効果的にアンチエイジング
より高いアンチエイジング効果を得るためには、スキンケアや化粧品によるケアだけでなく、食事による内側からのケアも必要です。アンチエイジングのために積極的に摂って欲しい食べ物をご紹介します。

肉や魚、卵、大豆

肌細胞やコラーゲン、女性ホルモンには欠かせないたんぱく質。特に大豆たんぱく質は女性ホルモンに似た「イソフラボン」が含まれています。

野菜、きのこ類、海藻

ビタミン・ミネラルが豊富な野菜や海藻は、美肌をつくる大切な栄養素です。

ポリフェノール

りんごやブルーベリーなど、果物や野菜に多く含まれるポリフェノールは、老化を促進させる活性酸素を除去する抗酸化作用の高い食品です。マメやナッツ類にも多く含まれています。

これらのアンチエイジングに効果的なものとは逆に、老化を進めてしまう食べ物もあります。老化の原因となる食べ物についてもご紹介していきましょう。

老化の原因になる食べ物

老化の原因になる食べ物

揚げ物

肌を「焦げ」させる糖化物質「AGE」が多いのが揚げ物です。糖質が高く、さらに高温で揚げることによって大量のAGEがつくられてしまいます。

AGEはたんぱく質にダメージを与えるため、肌のたんぱく質であるコラーゲンやエラスチンが攻撃され、シワやたるみの原因に。揚げ物を食べるときは、レモン汁や酢をかけることで、AGEが増えにくくなるといわれています。

精製された白い砂糖

精製砂糖も糖化の原因となる食材です。血糖値の急激な上昇を引き起こすといわれ、健康面でも心配ですよね。

精製砂糖を使ったお菓子やパンなどもおすすめできません。

キビ砂糖や黒糖など、精製されていない砂糖に切り替えて糖化を防ぎましょう。

添加物の多い食事

お惣菜やコンビニ弁当は家庭でつくる食事よりも添加物が多く使われています。添加物は活性酸素をつくりだす厄介者。

活性酸素が増えれば、肌は酸化し老化が進んでしまいます。

外食や手軽なお弁当を食べることが多い方は、抗酸化作用のある食べ物を積極的に食事に取り入れましょう!

アルコール

一般的に、アルコールは健康やダイエットの「敵」という認識をされている方が多いはず。実は、アルコールは体だけでなく、肌へも大きな影響を及ぼします。

アルコールは脱水症状を起こしやすく、肌のバリア機能や保水力をも奪います。乾燥肌や顔のむくみにも関係しているので、お酒好きの方は注意が必要です。

  • ジュース
  • マーガリン・ショートニング

なども取りすぎないように気をつけましょう。

適度な運動によるアンチエイジング

適度な運動によるアンチエイジング
定期的に運動している人ほど、歳より若く見えることってありますよね。

しかし、「運動」が肌とどう関係しているのでしょうか?

運動すると

  • 血流がよくなり全身に酸素と栄養がめぐるようになります
  • 肌細胞にも酸素・栄養・水分が補給されターンオーバーの正常化や細胞の活性化に働きます

運動すれば筋肉がゆるみ、関節の可動域も広がってくると、たるみの解消にも繋がっていきます。体は全身タイツのように一枚の皮で覆われているので、運動不足で一部の筋肉が固くなると顔の皮もひっぱられてしまうのです。

しかし、過度な運動はNG!激しい運動は多くの活性酸素を生み出し、老化を進めてしまう可能性があるからです。

アンチエイジングには、「適度な運動」が最適。美肌のために、無理なく続けられる適度な運動を行っていきましょう。

では、どのような運動が役立つのでしょうか・・?

ウォーキング

道具などを揃える必要がなく、運動嫌いの方でも無理なく始められるのがウォーキングです。

時間も1回30分程度でOK!

少し速足で、いつもより大股で歩くと効果的です。歩くことで血流量がアップし代謝が上がるので、痩身効果も期待できますね。

さらに、ウォーキングをすることによってスッキリ感や達成感なども感じられ、肌だけでなく心も体もアンチエイジングできます。

ストレッチ

ストレッチは、ウォーキングと同じように道具もお金もかからない手軽な運動。「ヨガは少し難しい」というイメージを持っている方でも、ストレッチなら気軽に始められそうですね。

肩回しや前屈、アキレス腱伸ばしなどでゆったりと全身を伸ばしていきましょう。最初は固かった体も、続けていくうちにだんだんとゆるんで柔らかくなっていくはずです。

筋肉が伸びてゆるんでいくと、目の位置が上がったり、ほうれい線がうすくなったりと少しずつ変化を感じられるようになっていきます。ストレッチも無理はせず、ストイックになりすぎないようにするのがポイントです。

ウォーキングもストレッチも簡単に取り組める運動なので、アンチエイジングをしながら楽しく続けていきましょう。

まとめ

1. アンチエイジングは若返りではなく、抗老化
2. 間違ったスキンケアや生活習慣で老化が早まる
3. 洗顔、保湿、紫外線対策がアンチエイジングのカギ
4. 食べ物で内側からアンチエイジング
5. 若々しい美肌を保つための、適度な運動

加齢から逃れることはできませんが、肌の老化速度を遅らせることはできます。まずは、自分のスキンケアが間違っていないか確かめて、洗顔や保湿、紫外線対策をしっかりと行うことが重要です。

食べ物や運動も取り入れて、肌の内側と外側からもアンチエイジングしていきましょう!自分の手で肌の老化速度を早めることのないよう毎日の習慣を見直して、いつまでも若々しい肌をキープしましょう。