毛穴のたるみの原因は乾燥するから?

毛穴のたるみの原因は乾燥するから?

毛穴のたるみの原因のひとつは、乾燥です

毛穴のたるみの原因のひとつは、乾燥です
冬の時期は、空気が乾燥するのと同時に、お肌もカサカサになすね。

「肌が乾燥し過ぎてかゆくなった」
「乾燥のせいで、メイクのノリが悪い」
「いくら保湿しても肌の乾燥が解消されない」
など、肌トラブルも増加します。

実は、肌の乾燥は冬だけに限った問題ではないのです。たとえば夏に多く使用されるエアコンです。

エアコンは、室内の空気を快適に保ってくれます。しかしエアコン本体からは、いつも風が吹いています。

オフィスや家庭の中で通年使われるエアコンの風も、肌をカサカサに乾燥させてしまいます。

さらに30~40代では加齢による老化によって肌の保湿力が低下するため、20代のころよりいっそう、乾燥が進みます。

肌の乾燥による影響は、肌のかさつきやメイクのノリの悪さだけにとどまりません。
実は、毛穴のたるみのも大きな影響を与えています。

「毛穴と肌の乾燥にはどのような関係があるの?」
「30代になって気になり始めた毛穴のたるみは乾燥の影響?」
といったみなさんの声が聞こえてきたところで、今回は毛穴のたるみと乾燥について詳しく説明してみましょう。

毛穴のたるみと乾燥は、どんな関係があるの?

毛穴のたるみと乾燥は、どんな関係があるの?
20代のころと違って、30~40代になると、肌にさまざまな変化が表れてきます。シワ、シミ、大人ニキビなど、鏡を見ると落ち込んでしまうような肌トラブルの経験はありませんか?

30代以降の肌トラブルの中でも、とくに多くの人の悩みとなるのが、毛穴のたるみや開きです。メイクをするとき毛穴にファンデーションが詰まった感じがして気がつく人も多いようです。

30代以降の毛穴の開きは、鼻の周りや頬に多くみられます。
ちょっと、鏡で自分の顔をよく見てみましょう。
鼻や頬周辺にある毛穴が、以前よりたるんで大きくなったような印象を受けませんか?

毛穴のたるみや開きに気がついたら、すぐに毛穴ケアに取りかかりたくなりますね。
でもその前に、そもそも毛穴がどんな役わりを果たしているのかをご存知ですか?

正しい知識で適切な毛穴ケアをするためにも、ここで毛穴についてじっくり考えていきましょう。

毛穴の役わりとタイプについて

毛穴は、全身のいたるところに存在します。顔全体には約20万個の毛穴があるといわれています。毛穴の数は、赤ちゃんのときから生涯、あまり変わることはありません。

1.毛穴には肌の保護、抗菌、デトックス、そして保湿の役割がある!
毛穴には、4つの役割があります。

(1)肌の保護
毛穴からは適量の皮脂が分泌されています。この皮脂が、肌全体をおおう膜を作ることで、空気中にあるほこり、化学物質といった外的から皮膚を守っています。

(2)抗菌
毛穴から分泌されている皮脂は、外界の刺激から皮膚を守るだけでなく皮膚のpHのバランスを保つ働きがあります。pHが適切に保たれることで、雑菌の繁殖を防いでいます。

(3)デトックス
毛穴からは皮脂や汗が分泌されています。この皮脂や汗と一緒に、体内の老廃物を排出しています。こんな小さな穴でも、立派にデトックス効果を果たしているのです。

(4)保湿
毛穴は、自らが分泌する皮脂で、肌の潤いを保ち、乾燥を防ぐ保湿の役割を担っています。

2.毛穴の色でわかる、自分の毛穴のタイプ。
毛穴は、肌の保護、抗菌、デトックス、そして保湿という4つの役割を担っていることがわかりました。

さらにこの毛穴は白・黒・赤・肌色という4つの色で毛穴のタイプを分けることができます。

色の違いは、毛穴の状態の違い、すなわち肌の状態を教えてくれます。
自分の毛穴が何色なのかチェックして、毛穴の状態を理解しましょう。

(1)白い色の毛穴
毛穴に詰まっている白い固まりは、皮脂と古くなった角質が混ざってできた角栓と呼ばれるものです。この角栓は、皮脂の分泌量が多い額などのTゾーンや鼻に多く見られます。

洗顔料を使用しなかったり、丁寧な洗顔ができていなかったりすると、角栓を成長させる原因になってしまいます。大きくなった角栓は、毛穴を押し広げる原因となります。

(2)黒い色の毛穴
黒い色の原因は、毛穴に詰まった角栓が酸化したものです。もとは白かった角栓が大きくなり、空気に触れている部分が酸化してしまったと考えられます。

また毛穴は詰まっていないけれど毛穴自体が黒く見える場合には、毛穴の周辺にメラニン色素がたまってしまったことも原因として考えられます。

(3)赤い色の毛穴
毛穴が赤く見えるのは、毛穴に詰まった皮脂が原因で、炎症が起きているものです。

この炎症は、触って刺激を与えるとさらに悪化します。不必要に手で触ったりするのは厳禁です。

3.肌色毛穴が、実は毛穴のたるみが原因に

白い色の毛穴、黒い色の毛穴、赤い色の毛穴、計3色の毛穴についてそれぞれ説明してきました。
最後に残っているのは、肌色の毛穴です。実は、この肌色毛穴が毛穴のたるみと大きく関係しているのです。

肌色の毛穴は皮脂の詰まりや炎症もないため、一見すると毛穴の存在が気になるだけで、さほど大きなトラブルもない健康な肌に見えます。しかしこの肌色がくせものなのです。

肌色の毛穴の原因は、皮膚のたるみが原因です。
この毛穴は、肌の弾力が失われはじめる20代の後半以降から徐々に目立ち始めます。

重力に肌の弾力が負けることで肌全体にたるみが生じ、毛穴もたるんで開いてきます。皮脂などが詰まっているわけではないため、毛穴の中に影ができ、少し濃い肌色として見えるのです。

この毛穴は、とくに頬の部分に目立ちます。メイクをする際、たるんで大きく開いた毛穴にファンデーションが詰まってしまうのは、このためです。

たるみ毛穴の特徴は、縦長の楕円形をしているということです。たるみをそのまま放置した場合には、毛穴と毛穴がつながって帯状毛穴に進行してしまうこともあります。

「肌色の毛穴だから、今までそんなに気にしていなかった」という人は、早めのスキンケアでたるみ毛穴への対策を考えた方がよいでしょう。

たるみと乾燥との関係は?

たるみと乾燥との関係は?
毛穴についての知識が確認できたところで、たるんで開いた毛穴と乾燥とは、どのような関係があるのかについて考えていきましょう。

顔の皮膚がたるむ原因は3つあるので、その点から見ていきます。

(1)表情筋の衰え
顔には30種類以上の筋肉があり、これら筋肉の総称を表情筋といいます。
顔の表情を作り出したり、まばたきをしたりする以外にも大切な役目を果たしています。

表情筋は、表層筋と深層筋で構成されています。マッサージなどでほぐしているのは表層筋の層で、ストレッチで鍛えるのは、表層筋と深層筋の両方の層です。

このように皮膚の深いところまでに伸びている表情筋は、脂肪の奥で皮膚や脂肪を支えています。
あまり表情筋を使わなかったり、加齢によって筋力が衰えたりすると、表情筋は皮膚や脂肪を支えきれなくなります。

40代近くなるとヒップやバストラインがなんとなく下がってきたな、と感じたりするのと同様に、顔全体にもたるみが生じ、毛穴にもたるみの影響が出てしまうのです。

(2)姿勢の悪さが顔のたるみの原因に
意外なところで、実は猫背などの悪い姿勢が、顔の皮膚のたるみを生み出す原因となっているのです。

・足を組む癖がある
・スマートフォンを見るとき顔が下向きになる
・肩こりや頭痛に悩まされている
・パソコンに向かうときの姿勢が前かがみになりがち
・立ったときの姿勢で、背中よりもヒップが前にでてしまう

これら項目の多くに当てはまる人は、姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪いと、首の後方にある筋肉が縮んでしまいます。その結果として顔全体の筋肉が下方向に引っ張られてしまうのです。

(3)皮膚の老化による乾燥が、肌をたるませる大きな原因に

顔の皮膚をたるませる大きな原因は、肌自身に保湿力が低下し、弾力性を失うことです。
弾力を失った肌は、毛穴のたるみや開き以外に老け顔の象徴でもあるシワやほうれい線の原因になります。

もともと皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から成り立っています。
3層の中でも真皮層には、肌の弾力を生み出すコラーゲンや、コラーゲンの働きを支える線維であるエラスチンが蓄えられています。

ヒアルロン酸も真皮層で肌の潤いを保つ役わりを果たしており、これらの成分により、肌はハリを維持しています。

しかし30代を過ぎると、加齢による新陳代謝の遅れ・紫外線による肌の酸化・食生活の乱れなどによって、これら保湿に役立つ成分が減少していきます。

つまり肌の水分量を十分に保てず乾燥状態が生じることで、肌のハリが失われ、重力に負けて毛穴や肌全体がたるんでいくのです。

30代、40代の肌に、乾燥は禁物!

顔の皮膚や毛穴のたるみは、さまざまな原因で生じます。
表情筋を鍛えたり、猫背にならないように気をつけたりすることも大事ですが、中でも真っ先に取り組みたいのは乾燥を防ぐための肌の保湿です。

保湿によって肌にハリを取り戻すためには、毎日のスキンケアが非常に重要になってきます。

基礎化粧品は保湿重視で、効果的な成分の配合されたものを選びます。

化粧品が、真皮層まで水分を直接補給することはありませんが、表皮の部分に届く成分があります。セラミド・ヒアルロン酸・エラスチンといった保湿成分が配合された化粧品を上手に活用しましょう。

表皮を保湿しカバーしておけば、肌のバリア効果が高まり、保湿効果を維持するのに力を発揮してくれます。これ以上の乾燥を防ぐことができます。

また毎日のケアで気をつけたいのは、まず紫外線対策です。

紫外線の中でも、とくにUV-Aは、肌の真皮層にまで達し、肌にダメージを与え、乾燥を招きます。

日焼け止めを活用したり、おしゃれに帽子や日傘を使ったりして、紫外線対策を万全にしましょう。

(まとめ)毎日のスキンケアで乾燥から毛穴を守りましょう

(まとめ)毎日のスキンケアで乾燥から毛穴を守りましょう

1.毛穴は適量の皮脂を分泌して、肌の保護・抗菌・デトックス・保湿効果を担っている
2.毛穴のたるみは、表情筋の衰え・悪い姿勢・肌の乾燥が原因
3.乾燥を防ぐには、保湿重視のスキンケアと紫外線対策がポイント

毛穴には、自ら分泌する皮脂を賢く利用して肌を守るバリア機能、老廃物のデトックス、そして乾燥に立ち向かうための保湿機能が備わっています。

しかし加齢による老化やストレス、紫外線や乱れた食生活などが原因で、肌や毛穴にたるみが生じます。

保湿重視のスキンケアや紫外線対策を徹底して行うことで、弾力のある肌を取り戻し、たるんだ毛穴も改善していきましょう。

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