皮膚用軟膏で毛穴の汚れがみるみる落ちるって本当?

皮膚用軟膏で毛穴の汚れがみるみる落ちる

皮膚用軟膏を使った毛穴ケアは3パターン

人と面と向かって会話をしている時、毛穴に詰まった汚れや黒ずみが気になって相手の顔がまともに見られない。なんてことありませんか?

毎日の洗顔やクレンジング・毛穴パック・ピーリングなど、いろいろ試しているのに、なかなかキレイに落とせないと日々悩んでいる人は多いものです。

丁寧に手入れをするほど、乾燥肌になってしまい、さらに毛穴の黒ずみを悪化させてしまったなんてもこともあります。

毛穴汚れや角質が目に見えてごっそりと取れる、毛穴パックやピーリングはとっても気持ちがいいですよね。
週1回程度なら心配はないのですが、落としすぎるとお肌への負担は倍増です。

パックやピーリングの後にきちんと手入れをしておかないと、毛穴も開きっぱなしでますます黒ずみが目立ってしまうことになりかねません。

そんな毛穴の汚れや黒ずみに悩む人たちの間で話題になっているのが、皮膚用軟膏を使った毛穴ケアです。

  • スチームなどで毛穴を開いてから皮膚用軟膏を塗る方法
  • 皮膚用軟膏と毛穴パックの方法
  • 皮膚用軟膏と綿棒の方法

と、3パターンあります。自分に合ったケアをするだけで毛穴の汚れは徐々に解消されていきます。

自分に合った皮膚用軟膏ケアの方法を見つける

昔から置き薬として身近にある皮膚用軟膏は、価格も手頃なので、皮膚用軟膏ケアは誰でも手軽にいつからでも始められます。

しかしケアのやり方を一つ間違うと、これまでと同様に毛穴の汚れが落ちなくてガッカリなんていうことになりかねません。

1.気になる毛穴の部分に皮膚用軟膏を塗ってそのまま放置しておく方法

一晩置いて翌日に洗い流す方法と、皮膚用軟膏を塗ってから数分後に洗い流す方法があります。

2.皮膚用軟膏を塗った数分後に貼ってはがすタイプの毛穴パックをする方法

頑固な毛穴の汚れが取れない人は、皮膚用軟膏を塗って数分放置した後に、綿棒で汚れを落とす、という方法があります。

いずれかの方法から、自分の毛穴の黒ずみや汚れの程度に合わせてケアを行うことで、毛穴の汚れの悩みから開放されるはずです。

では皮膚用軟膏を使ったケアの説明していきます。

皮膚用軟膏とはどんな軟膏?

皮膚用軟膏とはどんな軟膏?
皮膚用軟膏は、

  • ひび
  • あかぎれ
  • しもやけ
  • きりきず
  • にきび
  • 軽いやけど
  • 水虫

などの症状に塗る皮膚用抗菌軟膏剤です。

有効成分

  • クロルヘキシジングルコン酸塩液

添加物

  • ラウロマクロゴール
  • ポリソルベート80
  • 硫酸Al/K
  • マクロゴール
  • グリセリン
  • オリブ油
  • ステアリルアルコール
  • サラシミツロウ
  • ワセリン
  • 自己乳化型ステアリン酸グリセリル
  • 香料
  • 精製水

皮膚用軟膏は、防腐剤やステロイド剤(副腎皮質ホルモン)が含有されていないので、大人から赤ちゃんまでが安心して使える軟膏といわれています。

昔から家庭の常備薬として広く使われていますよね。

なぜ皮膚用軟膏で毛穴の黒ずみを落とせるのか?

なぜ皮膚用軟膏を毛穴に塗って、汚れや黒ずみが解消されるのでしょうか。

それは、皮膚用軟膏に入っている「自己乳化型ステアリン酸グリセリル」が重要になってきます。
自己乳化型ステアリン酸グリセリルは、天然由来の界面活性剤の役割を果たします。

この界面活性剤の役割は、混じり合わない物質を混じり合わせることです。
たとえば水と油は決して混じり合わないのですが、界面活性剤を投入することで、この2つは混じり合います。

このことから、毛穴に皮膚用軟膏を塗ることで角栓が浮き出し、キレイに洗浄または毛穴パックをすることで、毛穴の汚れが落ちやすくなるというわけなのです。

また皮膚用軟膏の主成分でもある「クロルヘキシジングルコン酸塩液」も注目したいポイントとなります。

「クロルヘキシジングルコン酸塩液」は、すり傷やきり傷、やけどやニキビなどを殺菌、抗菌する消毒液となります。
ニキビは毛穴の黒ずみと同様に、毛穴に皮脂が詰まってできてしまう症状です。

毛穴に詰まった菌や、炎症によって起こる毛穴の腫れや赤みを「クロルヘキシジングルコン酸塩液」が抑えてくれるのです。

これらのことから、皮膚用軟膏が毛穴の黒ずみや汚れを取り除いてくれる、という理由がなんとなく理解できますね。

皮膚用軟膏を塗るケア方法

今日から簡単に誰でも始められる皮膚用軟膏の毛穴ケア方法です。
はじめてトライする方は、まずこの方法からやってみるのがおすすめです。

スチームなどで毛穴を開いてから皮膚用軟膏を塗る方法

スチームなどで毛穴を開いてから皮膚用軟膏を塗る方法

  1. クレンジングまたは洗顔をする前に、皮膚用軟膏を気になる毛穴の部分にたっぷりと塗ります。
  2. 10〜15分程そのまま放置した後、スチーマーやお湯をはった洗面器の湯気、電子レンジで温めた蒸しタオルなどを使って毛穴を開いていきます。(お風呂に入りながら行うと、湯船の蒸気で毛穴は開きやすくなっておすすめです。体が温まり血行が促進され、老廃物も排出しやすくなってさらにお肌がすべすべになります)
  3. いつも通りに洗顔をします。皮膚用軟膏をキレイに洗い流しましょう。
  4. 洗顔後は、冷水や冷えたタオルなどを使って毛穴をしっかりと引き締めましょう。
  5. 化粧水、乳液などで保湿します。

この方法の他に、寝る前に皮膚用軟膏をたっぷりと塗って、翌朝洗い流すという方法があります。

いずれも、1回のケアでお肌がツルツルになるようです。
皮膚用軟膏が毛穴の汚れを乳化して、浮き出させ、洗顔後はすっきりさっぱりするでしょう。

皮膚用軟膏を塗るケアの注意点は、皮膚用軟膏の成分「クロルヘキシジングルコン酸塩液」によるお肌への刺激です。

クロルヘキシジングルコン酸塩液は、殺菌や抗菌の役割がある成分です。
皮膚用軟膏本来の、切り傷・すり傷には必要なのですが、スキンケアとなると話は違います。

お肌には「善玉菌」と「悪玉菌」というもともと存在する菌があります。
クロルヘキシジングルコン酸塩液が入っている皮膚用軟膏をお肌に塗布することで、善玉菌までも殺菌してしまうのです。

善玉菌が減少すると、悪玉菌が増殖してくるといいます。
すると逆に、お肌にはニキビができやすくなったり、炎症が発生しやすくなったりするといわれています。

塗布するだけの簡単ケアなのですが、毎日することで、かえってお肌にダメージを与えてしまうことになるようです。

皮膚用軟膏を塗ってパックするケア方法

1週間に1〜2回のスペシャルケアにオススメです。

  1. クレンジングでメイク汚れを落とします。
  2. 水分をきれいに拭き取り、黒ずみが気になる毛穴の部分に皮膚用軟膏をたっぷりと塗ります。毛穴が隠れるくらいがポイントです。このまま10〜15分程放置します。
  3. 皮膚用軟膏をお湯でしっかりと洗い流したら、いつもの通りに洗顔をしてください。
  4. 水分をきれいに拭き取ったら、貼ってはがすタイプの毛穴パックをします。
  5. 毛穴パックを剥がしたら、冷水で毛穴を引き締めます。
  6. 化粧水や乳液などでしっかりと保湿しましょう。

皮膚用軟膏を塗るだけのケア方法よりも、毛穴の汚れがごっそりと取れるようです。
そのため毛穴の黒ずみを全部すっきりと落としたいからといって、連日行う人がいます。

しかし貼ってはがすタイプの毛穴パックは、シートをはがす時に強い粘着力で、お肌の薄皮や、表面の角質までも一気に剥がしてしまうのです。

表面にダメージを与えてしまうと、お肌が乾燥してしまいますね。

乾燥肌になると、皮脂が過剰に分泌されるので、毛穴には皮脂がたまります。

古い角質が一緒になり混ざり合って、再び角栓が生じてしまいます。
すると毛穴はまた黒ずんで見えてしまうのです。

皮膚用軟膏を塗って毛穴パックでケアする時は、お肌の調子を見ながら日を空けて行うようにしましょう。

綿棒を使う方法

綿棒を使う方法
毛穴パックでも落とし切れない頑固な汚れや、ピンポイントで確実に毛穴の汚れを落としたい人には綿棒を使う方法があります。

  1. 洗顔後に皮膚用軟膏をたっぷりと塗りましょう。
  2. 10〜15分ほど放置したら、綿棒で毛穴の汚れを一穴ずつ押し出していきます。この時、綿棒の先を使わずに、横の部分で優しく汚れを拭き取るような気持ちで押し出します。
  3. 汚れを落としたら、ぬるま湯で皮膚用軟膏を洗い流し、いつも通りの洗顔を行ってください。
  4. 洗顔後は化粧水、乳液などで保湿をします。

綿棒を使うケアの際は、汚れを取り出そうと力が入ってお肌を傷つけてしまった、なんてことにならないように注意してください。

お肌はとても繊細です。
蒸気で毛穴が開いたところに、強い力を加えてしまっては、毛穴も皮膚も傷つき、そして汚れが取れた毛穴に古い角質や皮脂がたまってしまうと、ニキビや肌荒れを起こしてしまいます。

皮膚用軟膏を使ってもキレイにならない原因

皮膚用軟膏を使ってもキレイにならない原因
1回だけで「お肌がとってもキレイになった」という人もいれば、「まったく汚れが落ちない」という人もいますね。

なぜ皮膚用軟膏を使っても毛穴がキレイにならないのでしょうか?

お肌の新陳代謝といわれるターンオーバーが乱れると、剥がれ落ちるはずの角質や皮脂がそのまま残ってしまいます。
それによって、毛穴は開いたままになり、汚れがたまり、さらには黒ずんでしまうのです。

ターンオーバーが乱れる原因は、たとえば間違ったスキンケアなどでお肌の水分が失われて乾燥肌になってしまうことから始まります。
するとお肌は、皮脂を過剰に分泌して守ろうとするのです。

皮脂が多くなったために、必要以上の洗顔やスキンケアを行うと、それが肌細胞を傷つけることになり、お肌は正常に生まれ変われなくなります。

皮膚用軟膏を使っても毛穴がキレイにならない理由には、皮膚用軟膏は毛穴の汚れをごっそり落とすとともに、お肌の潤いまでも奪ってしまう恐れがあるからです。

そのため肌は乾燥し毛穴は開いたままになり、汚れがたまって黒ずんでしまうということです。

皮膚用軟膏を使って毛穴ケアをする際には、必ず保湿をしましょう。
そして頻繁に行わないことが重要です。

まとめ

1.もっとも簡単に誰でもできる「皮膚用軟膏を塗るケア方法」
2.スペシャルケア「皮膚用軟膏を塗ってパックするケア方法」
3.頑固な汚れをピンポイントで確実に落とす「綿棒を使う方法」

皮膚用軟膏を使った3つのケア方法を、毛穴の汚れの状態や好みに合わせて行うことで、毛穴の汚れも黒ずみもキレイにすっきりできるでしょう。

ケア後は化粧水や乳液、美容液などを使って保湿を丁寧に施すことがとても大切です。

過剰なスキンケアがターンオーバーの乱れとなり、毛穴の汚れ・黒ずみの原因を作ります。
何事もほどほどが肝心ですね。

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