ゆらぎ肌と敏感肌の違いとは?

最近、美容関連の雑誌やサイトで「ゆらぎ肌」という言葉をよく目にするようになりました。しかし、ゆらぎ肌がどんな肌状態を指すのかをご存じない方も多いのではないでしょうか。

ゆらぎ肌は敏感肌と混同されがちですが、実は似ているようで異なります。この2つの違いを踏まえた上で、ゆらぎ肌の具体的な対策法やおすすめのスキンケアをお伝えします。

ゆらぎ肌と敏感肌の違いとは

ゆらぎ肌克服

ゆらぎ肌と敏感肌はどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴をみていきましょう。

ゆらぎ肌

季節の変わり目やストレスなどの影響で、自分の肌状態が一時的に敏感に傾き、ちょっとした刺激でもトラブルを起こしてしまう状態です。私たちの肌の状態は日々ゆらいでいますが、それが顕著に感じられます。

ゆらぎ肌になると、いつものスキンケアをしているのにもかかわらず、化粧ノリが悪い、急にニキビや吹き出物ができた、カサカサ感やピリピリ感があるなど、普段よりも肌の調子が落ちているのを感じるでしょう。

ゆらぎ肌は、乾燥肌、オイリー肌といった生まれ持った肌質とは異なります。それゆえ、年齢や肌質に関係なく、誰もがなりうる可能性があるのです。

敏感肌

敏感肌には明確な定義はありません。一般的に、肌の感受性が高まり、さまざまな刺激に対して、慢性的に敏感になっている状態を指します。

敏感肌の主な原因は、肌の乾燥によるバリア機能の低下です。環境的な要因というよりも、生まれつき乾燥肌で、物理的刺激に弱い人が当てはまります。

健康な肌には、紫外線やほこりなどの外的な刺激から皮膚を守るバリア機能が備わっていますが、敏感肌の場合、このバリア機能が弱まっているため、ちょっとした刺激にも反応してしまい、炎症やかゆみなどを引き起こします。

ゆらぎ肌のセルフチェック

以下のチェックリストで1つでも当てはまるものがあったら、すでにゆらぎ肌になっているかもしれません。あなたの肌の状態を確認してみましょう。

・季節の変わり目になると、なんとなく肌の調子が悪い
・いつも使っている化粧品がピリピリする
・生理の前後に、きまって肌の調子が悪くなる
・年齢を重ねて、肌が敏感になってきたのを感じる
・ストレスを感じたり、気分が落ち込んだりすると、肌荒れしやすい
・寝不足や飲みすぎた翌日は、いつも肌が脂っぽい、化粧ノリがイマイチ
・強い日差しを浴びた後に、肌がカサカサに乾燥する

こうした肌の不調を放っておくと、本格的なゆらぎ肌に発展し、シミやシワなどのエイジングを加速させかねません。心当たりがあれば、早めの対策を心がけましょう。

ゆらぎ肌の対策方法

ゆらぎ肌対策

ゆらぎ肌は一時的に肌がセンシティブになっている状態です。刺激を与えないことが基本なので、いつものスキンケアや素肌に触れるものを見直してみましょう。

肌本来の回復力を取り戻すには、スキンケアだけでなく、毎日の生活習慣にも注意する必要があります。睡眠不足や冷えによる血行不良は、肌のコンディションを不安定にして、トラブルを招きやすい状態につながります。

体を温める、しっかり睡眠をとるなど、体の中からゆらぎ肌対策をして、バリア機能を正常な状態に整えていきましょう。

体を温める

美肌のために体を温めることは大切なことです。血流が促されることで、肌細胞に必要な酸素や栄養が届けられ、バリア機能が整いやすくなります。

体を温めるのに有効なのが入浴です。暑い季節や忙しい時はついシャワーで済ませがちですが、きちんと湯船につかりましょう。体を温めることで緊張がほぐれ、リラックス効果も得られます。温浴効果を高める入浴剤を使うのもおすすめです。

ただし、熱すぎるお湯はNG。肌に必要な皮脂を奪いて肌の乾燥を招き、かゆみの原因になります。また、脳が興奮状態になって、リラックス効果も半減してしまいます。お湯の温度は熱すぎずぬるすぎない38〜40℃を目安にしましょう。

しっかり睡眠をとる

睡眠不足が続くと、成長ホルモンが十分に分泌されず、皮膚の新陳代謝のリズムが乱れてしまい、古い角質が溜まって、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

ターンオーバーを促す成長ホルモンが大量に分泌されるのは、眠りはじめの3時間前後です。また、諸説ありますが、夜の22時から深夜2時までは「肌のゴールデンタイム」と呼ばれており、ターンオーバーが活発に行われる時間帯といわれています。22時は難しくても、0時までには眠りにつきたいところです。

夜遅くまでスマホやテレビを見ていると、光の刺激で寝付きが悪くなり、睡眠の質が下がってしまいます。寝る2時間前までに電源をオフして、リラックスして過ごしましょう。

肌をこすらない

ゆらぎ肌は肌が敏感になっていて、トラブルを起こしやすくなっています。スキンケアやメイクをする際には、なるべく肌をこすらないことが鉄則です。肌の負担となる摩擦や刺激を与えないようにして、やさしくケアしましょう。

洗顔料や化粧水、美容液などの量をケチって使うと、肌をこすって傷つけてしまいます。メーカーが推奨している使用量を守って使うことがポイントです。

肌にできるだけ刺激を与えないためにも、ベースメイクは軽めにするのがおすすめ。メイク直しは、お粉をブラシにとり、汚れなどを払いながら軽くのせる程度にとどめます。

肌に当たるものはやさしい素材を使用する

肌に直接触れるタオルやコットン、マスクなどは、肌触りの良いものを使用しましょう。オーガニック コットンやシルクといった敏感肌向けの天然素材がおすすめです。枕カバーやシーツなどの寝具を選ぶ際も、肌に与える刺激が少ないものを選びます。

素材選びのポイントは、肌に触れた時に心地よいと感じるかどうかです。人それぞれ好みがあるでしょうから、自分の肌に合うものを見つけてください。

また、肌に髪の毛が当たるのも刺激になります。なるべく肌に髪の毛が当たらないよう、まとめ髪にするなどの工夫をしましょう。

ゆらぎ肌さんにおすすめのスキンケア

肌のコンディションが気になるゆらぎ肌さんにおすすめのスキンケアをご紹介します。

クレンジング・洗顔

ゆらぎがちな肌は、しっかり保湿をして肌のバリア機能を取り戻すことがカギになります。洗浄力の高いクレンジング剤や洗顔料で必要以上に皮脂をとりすぎると、肌のうるおい成分を奪い、乾燥を招きます。

オイルクレンジングは洗浄力が強い分、刺激が強いため、クリームやミルク、バームタイプがおすすめです。洗顔料も肌当たりの良い低刺激処方のものを選びましょう。

保湿

洗顔で肌を清潔にしたら、保湿成分配合の化粧品でうるおいを与えます。化粧水の後は、乳液やクリームでしっかりフタをしましょう。乾燥が気になる部分には、重ね塗りすると保湿力が高まります。最後に、両手でやさしくハンドプレスをして、保湿成分を肌になじませます。

スペシャルケア

季節の変わり目などの肌がゆらぎやすい時期は、いつものお手入れにプラスして、スペシャルケアを取り入れるのがおすすめです。保湿成分がたっぷり染み込んだマスクやクリームで、肌にうるおいを届けましょう。

まとめ

ゆらぎ肌と敏感肌の違いについて解説しながら、ゆらぎ肌の対策法やスキンケアのポイントについてお伝えしてきました。

女性ならば誰しも、季節の変わり目やストレスなどで、肌が敏感にゆらぐことがあります。ただ救いなのは、ゆらぎ肌が一時的なものであること。生まれつきの敏感肌と異なり、体を温めたり、十分に保湿したりすることで、改善することは可能です。

スキンケアや生活習慣のポイントを押さえて、ゆらぎに負けない強い肌を育てましょう。

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