保湿や保水はなぜ必要?化粧水の役割やつけ方をおさらい

– 美肌を目指す究極ガイド –
化粧水編

健やかな肌作りに欠かせない、毎日のスキンケア。なんとなくのルーティンでやっていませんか?実はよかれと思ってやっているケアも肌を傷つけている可能性があります。今回はスキンケアステップの2番目にあたる化粧水について、あらためて解説いたします

化粧水が必要な理由

スキンケアの基本3ステップ

最初にスキンケアの基本的な流れについて、おさらいしましょう!

①「洗浄」

クレンジングや洗顔料を使って顔を洗う

②「保湿」

化粧水を使って肌に水分を与える

③「保護」

乳液やクリームで保護膜をはる

化粧水とは、肌のうるおい補給

スキンケアステップの1にあたる洗顔をしたあとの肌は、うるおいが逃げやすく乾燥しやすい状態です。というのも、洗顔をすると不要な皮脂や汚れと一緒に、肌に備わっている保護膜まで洗い流してしまうからです。
だからこそ洗顔後は間髪入れずに化粧水でしっかりと水分を補うことが大切です。そして乳液やクリームでうるおいのふたをすることも忘れずに。そうすることで肌の水分と油分のバランス・肌環境が整いバリア機能をサポートすることができます。

化粧水の効果的な使い方

お風呂上がり・クレンジング後・洗顔後は、即保湿!

先述したように、洗顔後の肌は非常に無防備な状態です。時間が経てばたつほど肌は「過乾燥」状態になってしまいます。
「過乾燥」とは、肌の表面にのった水分が蒸発する際、肌の中のうるおいも一緒に蒸発する現象のことです。私たちの肌の上にのった水分は、予想以上に早く蒸発します。なぜならば人間には体温があるからです。
ですから、洗顔をしたら一刻も早く化粧水をつけることを意識しましょう!

化粧水のつけ方 〜基本編〜

一般的なのは化粧水を手のひらに出して、顔に馴染ませる方法でしょう。摩擦を軽減することができ、肌にストレスがかかりにくいため、季節の変わり目や月経など肌が敏感になっている時は特にいいかもしれません。
目のまわりや鼻まわり、口元などの凹凸部分は指の腹を使って丁寧にやさしく塗布しましょう。

✔️POINT

化粧水の浸透*率を高めるのに効果的なのがハンドプレスです。化粧水を手のひらにとったら軽く温めましょう。人肌程度に温めることで、さらに浸透*率が高まると言われています。
化粧水を手のひらに伸ばしたら、両手のひらで顔を覆い10秒ほどプレスします。この時、押し込むのではなく、やさしく触れてください。手のひらを離す時も刺激にならないようにそっと離しましょう。化粧水の温め→プレスを数回繰り返します。

* 角質層まで

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* 乾燥や大気浮遊物質などによる


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化粧水のつけ方 〜アレンジ編〜

週末はコットン使いでいつもより丁寧なお手入れを

コットンだと小鼻や目元など顔の凹凸部分までケアできるため、手に比べてムラなくつけることができ、同時に角質もケアできると言われています。ただ、コットンの繊維が刺激になることもあるので、化粧水がひたひたに染みるくらい含ませましょう。特に、敏感肌やニキビ肌の方は注意してください。
顔の内側から外側に向かって、首は下からフェイスラインに向かって馴染ませます。

✔️POINT

パックをする前に、化粧水で肌を整えるとコットンパックの効果が活かされます。また、パック時間は3~5分を目処にしてください。長時間パックをすると、コットンの化粧水が蒸発し、乾く過程で肌の水分まで奪ってしまうからです。パックの化粧水が乾き始めたと感じたら、追い化粧水をしてください。

暑い夏は冷やし化粧水で気分もリフレッシュ

うだるような暑さが続く夏は、化粧水も冷蔵庫で冷やしてみませんか。朝のスキンケアで冷やし化粧水を使えば、肌がきゅっと引き締まる効果も。

✔️POINT

冷蔵庫で化粧水を保管する場合、使い終わったらすぐに冷蔵庫へ戻してください。常温→冷蔵による温度変化を繰り返すと品質の劣化につながることがあります。一度冷蔵した化粧水は、1本使い切るまで冷蔵庫で保管しましょう。

化粧水を選ぶポイント

高保湿を強調している化粧水

美肌の基本は何をおいてもうるおい=保湿です。グリセリンをはじめとした、セラミド・ヘパリン類似物質・コラーゲンなど保湿成分がたっぷり入った化粧水を選びましょう。

使い心地も大切

どんなに効果のある化粧水でも、香りが苦手だったり使用感が好みでないとスキンケアに対するモチベーションも下がってしまうはず。毎日使うものだからこそお手入れが楽しくなるような使い心地にもこだわりたいですね。

お悩みに特化した成分にも注目

大前提として保湿は重要ですが、保湿があらゆる悩みを全てケアしてくれるわけではありません。毛穴の目立ち*1・くすみ*1・ハリ・シミ*2などをケアする、保湿+お悩みケアが期待できるパワフルな化粧水も視野に入れて選びましょう。

*1 乾燥による
*2 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

優先的にクリアにしたい肌悩みには美容液の導入も

化粧水やクリームなど基礎化粧品にプラスして使用することで肌に美容成分を効果的に届けてくれるのが美容液です。年齢を重ねた肌特有のお悩み*にもしっかりとアプローチすることができます。

* 乾燥によるハリ、ツヤのなさ

肌の調子が悪いと「テンションが下がる」という方も多いのではないのでしょうか。せっかくのお出かけも憂鬱な気分になったりしますよね。忙しい毎日の中で、スキンケアを適当に済ませる日もあるとは思いますが、美肌作りは毎日の積み重ねが大切です。お手入れの効果をしっかりと感じるためにも、アイテムの選び方や使い方を今一度意識してみませんか。

著者情報

田中直美(タナカナオミ)

田中直美(タナカナオミ)

プロフィール: 女性誌の編集を経て、現在ライター&イラストレーター。人生のモットーは「素直に生きる」。好きな言葉は「晴耕雨読」。趣味は公園でのランニングと最近始めたばかりのモルック。コスメ・ファッション・ライフスタイルで大切にしているキーワードは、サステナブル!

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